壊滅インバウンド「まだまだ見通せぬ」 中国依存…戦略練り直し

出邸する安倍晋三首相=16日午前、首相官邸(春名中撮影)
出邸する安倍晋三首相=16日午前、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三政権が経済成長の柱として位置付けるインバウンド(訪日外国人観光客)が、新型コロナウイルスの感染拡大で壊滅的な打撃を受けたまま、回復への道筋が見えていない。政府は7月から国内旅行の需要喚起に1兆7千億円を投じ、観光の立て直しに着手するが、世界的に新型コロナの収束は目途が立たず、本格再開の展望は開けないままだ。

観光白書、目標記載を見送り

 「しばらく海外の状況を見ると、なかなか(インバウンドの受け入れを)今はまだ増やす状況ではない」。西村康稔経済再生担当相は5月31日に出演したNHK番組でインバウンドについて率直にこう述べた。それから2週間以上がたつが、政府高官は「まだまだ見通せない」とつぶやく。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください