「10年かかる変革一気に」 安倍首相、骨太方針に込めたコロナ克服

経済財政諮問会議・未来投資会議の合同会議で骨太方針について発言する安倍晋三首相(左)=17日午後、首相官邸(春名中撮影)
経済財政諮問会議・未来投資会議の合同会議で骨太方針について発言する安倍晋三首相(左)=17日午後、首相官邸(春名中撮影)

 政府の新たな経済財政運営の指針となる令和2年の「骨太方針」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、異例ずくめとなった。30年ぶりの改元で「令和新時代」とうたった昨年から一転。世界で多数の死者を出し、人とモノの流れが制約を受けるなど国際社会の秩序が揺らいだことを踏まえ「この数年で思い切った変革が実行できるかどうかが、日本の未来を左右する」と訴えた。外交・安全保障に関する独立した項目が消え、ページ数も半減したうえで、新型コロナ対応に重点を置いた。

 ■「大きく変わった状況踏まえた」

 「コロナがあって、働き方もビジネスモデルも大きく変わった。その中でも利益を上げているところがある。そういう状況を踏まえたものだ」

 安倍晋三首相は16日夜、周囲に今回の骨太の意義をこう語った。骨太では、来夏の東京五輪・パラリンピック大会を開催し「レガシーを創出する」と記した。新型コロナを総力で克服しようとする決意は固い。

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