政界徒然草

野党合流、また衆目の中で泥仕合か

国民民主党の両院議員懇談会で立憲民主党との合流について発言する玉木雄一郎代表=17日午後、東京都千代田区平河町(春名中撮影)
国民民主党の両院議員懇談会で立憲民主党との合流について発言する玉木雄一郎代表=17日午後、東京都千代田区平河町(春名中撮影)

 立憲民主党と国民民主党の合流協議がまたぞろ動き始めた。野党にとって衆院解散・総選挙に備えた態勢整備は急務だが、合流条件で両者は折り合わないまま、表舞台で牽制(けんせい)しあう展開となっている。前回の合流協議は、最終合意を目指した党首会談で破談が決まるなど、両党の溝を白日の下にさらけ出すだけの結果に終わった。また衆目の中で泥仕合を始めるのか。

 合流協議の再開は15日、立民の福山哲郎、国民の平野博文両幹事長が正式に会談したことで表舞台に浮上した。

 「通常国会が終わり、(新型コロナウイルス禍を受けた)自粛要請が解除されるにあたり、いよいよ動き出さなければならないという認識のもと、平野氏と信頼関係をもって協議を続けてきた」

 福山氏は記者団にそう語り、6月下旬から水面下で協議を重ねた結果、表舞台での正式な会談に至ったと明らかにした。会談で福山氏は、両党がいったん解散し、新設合併方式で新党を結成する▽新党名は「立憲民主党」、略称は「民主党」とする-など5項目の条件を提案した。

 昨年末から今年1月に行われた両党の協議を振り返ると、立民は自党が存続し、国民を事実上、吸収合併する合流方式を国民の玉木雄一郎代表に要求していたが、対等な合併を求める玉木氏は最後まで首を縦に振らなかった。

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