動く「ポスト安倍」の夏・派閥編

細田派「次は他派」団結に陰り

 自民党最大派閥の細田派(清和政策研究会)会長、細田博之は7月28日夜、都内の日本料理店で、「ポスト安倍」に意欲を見せる細田派所属の党幹事長代行、稲田朋美と向き合い、滔々(とうとう)と総裁選の歴史を語って聞かせた。平成12年4月に発足した森喜朗内閣以降、自民党の首相は現副総理兼財務相の麻生太郎を除き、すべて細田派出身だ。今の首相、安倍晋三も例外ではなく、「次の総裁は他派に譲るべきだ」との思いが細田の腹にはある。

 安倍も「会長の考えが正しい」と周囲に話し、自身の後継は細田派以外というのが大前提とみられる。ただ、安倍は3期目の任期が終わる来年9月に退くことは明言しておらず、4選の可能性も残している。