政界徒然草

小池都知事は国政復帰を仕掛けるか 次期衆院選 与野党は警戒

東京都の小池百合子知事
東京都の小池百合子知事

 衆院議員の任期切れが来年10月に迫り、衆院解散・総選挙のタイミングが刻一刻と近づく中、与野党が東京都の小池百合子知事の動向を気にしだした。小池氏は平成29年の前回衆院選で新党を結成し、政権奪取を狙ったが、自身の失言で失速。今年7月の都知事選で再選を飾り、当面は都政に専念するとみられるが、前回衆院選の「小池旋風」は与野党のトラウマになっており、次期衆院選で小池氏が国政復帰を仕掛けるのではないかとの臆測も広がる。

 「『東京については応援するから、しっかりやってくれ』と励ましをいただいた」

 7月21日午後、自民党本部に二階俊博幹事長を訪ねた小池氏は面会後、記者団にこう言って二階氏の発言を紹介した。二階氏との良好な関係は周知の事実だが、“古巣”である自民党内での評判は芳しくない。

 28年の都知事選で、当時衆院議員だった小池氏は所属していた党都連の方針に反して立候補し、自民や公明などが推薦する候補を破って初当選した。翌29年の都議選では、自身が率いる地域政党「都民ファーストの会」が都議会第1党に躍進、自民党を歴史的惨敗に追い込んだ。自民党内には小池氏に対する反発は根強く、歓迎する向きは少ない。