「玉木新党」 憲法改正のキャスチングボートか

 国民民主党の玉木雄一郎代表が立憲民主党との合流をめぐり、賛成派と反対派に「分党」する考えを示したことで、憲法改正に向けた動きが活発化する可能性が出ている。参院で自民党などの「改憲勢力」は国会発議に必要な3分の2を割り込んでいるが、玉木氏は改憲論議に前向きな姿勢を示しているためだ。議論さえ拒否する野党とはスタンスの異なる玉木氏ら合流反対派の新党が一定の規模を確保すれば、今後、改憲のキャスチングボートを握る状況も現実味を帯びる。

 「政策の一致点、今の国民に何が必要だというところは一致点を見いだせなかった」

 玉木氏は分党と自身の合流不参加を表明した11日の記者会見で、こう強調した。合流協議で玉木氏は憲法や消費税など政策面でのすり合わせを立民に求めていたが、満足のいく回答は得られなかったという。