動く「ポスト安倍」の夏・派閥編

岸田派「お公家集団」脱却なるか

 「首相になったら、憲法の課題にもしっかり取り組む。期限を区切るものではない」

 自民党岸田派(宏池会)を率いる政調会長、岸田文雄は17日夜のBS日テレ番組で、「岸田政権」ができた際には、現首相の安倍晋三が主導してまとめた党の改憲4項目の実現に取り組む決意をこう訴えた。

変わった目の色

 安倍が後継の本命候補としてきた岸田だが、最近は新型コロナウイルス対策をめぐり、主導した減収世帯向けの30万円給付が頓挫し、求心力が低下した。その後も課題とされる発信力は上向かず、安倍も7月発売の月刊誌「Hanada」のインタビューで、官房長官の菅義偉を「(ポスト安倍の)有力な候補者の一人」と持ち上げるようになった。