政治デスクノート

開かぬ国会、そのツケを払うのは…

慶応大病院から私邸に戻った安倍首相(中央)=17日午後6時16分、東京・富ケ谷
慶応大病院から私邸に戻った安倍首相(中央)=17日午後6時16分、東京・富ケ谷

 長く「1強」と呼ばれ続けた安倍晋三首相だが、新型コロナウイルス禍という思わぬ事態によって、国民はその対応能力に疑問を抱きはじめた。内閣支持率も低迷が続いている。臨時国会の開会要求に応じない政府・与党を、野党が突き上げる構図も、その中で生まれているものだ。

 攻め手を欠いていた野党はここぞとばかりに責め立て、今回ばかりは世論もやや追い風にしている感がある。手をこまねいていれば劣勢になるばかりの政府・与党が、かたくななまでに臨時国会の開催を拒むわけとは何なのか。