安倍政権を振り返る

安倍外交は何をもたらしたか 細谷雄一/トーマス・シンキン

(左から)慶応大の細谷雄一教授、トーマス・シンキン氏
(左から)慶応大の細谷雄一教授、トーマス・シンキン氏

 安倍晋三首相が退陣を表明した。歴代最長となる連続在任日数を記録した直後の決断だった。平成から令和にかけて「地球儀を俯瞰する外交」を展開した安倍首相。識者に「安倍外交」を振り返ってもらい、今後の展望などを聞いた。

「ビジョン示し国際秩序を形成した」 慶大教授 細谷雄一氏

 安倍晋三首相によって日本外交は大きく変わった。冷戦後の歴代政権の中で最も大きな足跡を残したといえるだろう。以前の日本外交は、外務省の各地域担当が中心となり2国間関係を良好に保ち条約や合意をまとめるやり方だった。安倍外交はトップダウンで、リーダーが首脳外交で方向を示すスタイルだ。

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