政治デスクノート

「ポスト安倍」は靖国神社に参拝するのか…菅、岸田、石破各氏の国家観を問う

戦後75年の「終戦の日」を迎え、靖国神社には多くの参拝者が訪れた=8月15日午前、東京都千代田区(川口良介撮影)
戦後75年の「終戦の日」を迎え、靖国神社には多くの参拝者が訪れた=8月15日午前、東京都千代田区(川口良介撮影)

 安倍晋三首相が健康問題を理由に辞任を表明した。在任中の靖国神社(東京・九段北)への参拝は平成25年12月26日の1回だけで、以後、首相による参拝は途絶えている。どんな障害や課題があるにせよ、「国を守るために亡くなった英霊を国が追悼する」という当たり前のことを首相が体現しない異常な状態をいつまで続けるのか。そして果たして次の首相は靖国神社を参拝するのか否か。「ポスト安倍」の有力候補である菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長の「靖国観」を検証した。

過去には参拝の菅氏

 結論に先に触れると、誰が首相になったとしても靖国神社に参拝する可能性は低いと言わざるを得ない。

 菅氏は、安倍首相が25年に参拝した翌日の記者会見で「参拝の趣旨を粘り強く説明していけば理解してもらえる」と述べ、参拝の意義を否定しなかった。29年4月21日に高市早苗総務相が参拝したときには「外交への影響は全くない。外交問題にする方がおかしい」と主張したほどだ。

 菅氏自身は26年2月20日の衆院予算委員会で「官房長官になる前は靖国に参拝した」と明かした。23年8月のブログをみると、同月15日の終戦の日に参拝したとし、「尊い命を失われた方々の犠牲の上に築かれている今の平和で豊かな日本を、次の世代に引き継ぐという私達に課された使命を再確認し、気持ちを新たにました」と記している。

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