総裁選ドキュメント

菅氏支持拡大を演出した二階氏 修羅場くぐって利害一致

自民党役員連絡会に臨む二階俊博幹事長=1日午前、東京都千代田区(川口良介撮影)
自民党役員連絡会に臨む二階俊博幹事長=1日午前、東京都千代田区(川口良介撮影)

 自民党総裁選で菅義偉官房長官の急速な支持拡大を演出したのは二階俊博幹事長だった。二階派(志帥会、47人)が真っ先に支持を表明すると、細田派(清和政策研究会、98人)や麻生派(志公会、54人)なども雪崩を打って追随した。安倍晋三政権を支えた「菅-二階ライン」は健在で、首相の辞任表明直後の週末、すでに流れは固まっていた。

 「こうなったら、菅で行くしかないでしょう」

 日曜日の8月30日夕、党本部に急遽集まった二階派幹部の会合で林幹雄幹事長代理がこう口火を切った。菅氏は29日夕、二階氏に出馬の意向を伝えていた。林氏の発言に二階氏は異論を挟まず、菅氏支持の方針が事実上決まった。

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