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米で始まった菅義偉研究 古森義久

産経新聞の単独インタビューに応じる菅義偉官房長官=5日午前、東京都千代田区(桐山弘太撮影)
産経新聞の単独インタビューに応じる菅義偉官房長官=5日午前、東京都千代田区(桐山弘太撮影)

 米国のメディアや学界では日本の次期首相候補としての菅義偉官房長官の人物や政見の研究が始まった。安倍晋三首相の辞任表明に伴う自民党総裁選はまだ幕を開けたばかりだが、米国側の対日関連分野では早くも菅氏の優位を見越して次期首相の分析に着手したわけだ。

 米側のいまのところの反応は菅氏の実務能力や安倍政治の継続をプラスとしてとらえる一方、外交や安保での未知が懸念の材料となる、という感じである。

 菅氏は米側ではこれまで「安倍首相の有能な補佐」という以上にはほとんど知られていない。それが唐突にヨシヒデ・スガという名が同盟国の首相候補として急浮上したのだからとまどいも多い。