安倍政権考

辞任表明後の首相官邸 面会者は絶えず、内閣支持率は上昇、残す課題も

首相官邸に入り、報道陣に向かって右手を挙げる安倍晋三首相=8日午前(春名中撮影)
首相官邸に入り、報道陣に向かって右手を挙げる安倍晋三首相=8日午前(春名中撮影)

 安倍晋三首相(自民党総裁)が8月28日に辞意を表明してからまもなく2週間がたつ。第2次安倍政権発足から7年8カ月ぶりに主が代わることになった首相官邸は、後継を選ぶ総裁選で慌ただしい自民党本部をよそに、まるで静かにその時を待っているようだ。次期総裁に名乗りをあげた“女房役”の菅義偉官房長官だけが1日に何度も出入りしている。歴代最長政権の黄昏時、首相は何を思うのだろうか。

 退陣表明後も官邸に安倍首相を訪ねる人は後を絶たない。

 辞任表明から週が明けた8月31日、さっそく訪ねてきたのは首相の地元・山口県の柳居俊学県議会議長と、藤道健二萩市長だった。9月2日にはやはり同県選出の河村建夫元官房長官が訪問している。

 河村氏は面会後、報道陣の取材に応じ、「慰労のあいさつをした。同じ県の代議士として長年の努力に敬意を表して感謝を申し上げたいと思っていた。できるだけ早く後継を決めて、静養に専念していただき、元気になっていただくのが一番だ。私も『早く元気になって一緒にゴルフやりましょう』と話をした」と語った。

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