政治デスクノート

緊急登板の新内閣 居抜きか刷新か

記者会見に臨む菅義偉官房長官=10日午後、首相官邸(春名中撮影)
記者会見に臨む菅義偉官房長官=10日午後、首相官邸(春名中撮影)

 安倍晋三首相(自民党総裁)の後継を決める総裁選は、菅義偉官房長官が優勢を保ったまま14日の投開票を迎えようとしている。岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長も追い上げを図るが、すでに「菅政権」の誕生をにらみ、閣僚、党役員人事が焦点になっている。新型コロナウイルス禍を踏まえ、緊急性や継続性を重視し、現内閣の布陣をほぼ「居抜き」で引き継ぐのか、それとも大幅に刷新し「菅色」を前面に出すのか、見方は分かれる。

 まず、あくまでも大本命と目される菅氏が総裁選を勝ち抜き、臨時国会で次期首相に指名されるという前提だということを断っておきたい。

 菅氏は総裁選出馬の理由について「安倍首相が体調の問題で辞任を表明した。政治の空白は絶対つくってはだめだ。『ここはやはり(自分が)やるべきじゃないか。逃げるべきじゃない』と自分で判断した」と語っている。

 政策面では安倍路線を継承する見通しだが、人事に関しては10日時点でも具体的な構想を明らかにしていない。14日の新総裁選出後に党役員、閣僚の人選に着手するとみられる。

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