「2島」で勝機あるか 菅首相の北方領土交渉

 「安倍路線」の継承を掲げて誕生した菅義偉(すが・よしひで)首相は、ロシアとの北方領土交渉をどう引き継ぐのか。この大きな注目点にからみ、9月29日に行われた菅首相とプーチン大統領との電話会談で、露側から平成30年の首脳間合意を確認するよう提起されていたことが分かった。

 いわゆる「2島先行」交渉が継続されることを類推させる内容だ。

 ただ、この方針に基づいて交渉を進めた安倍晋三政権は、大きな成果を挙げることはできなかった。プーチン氏からの提起で、交渉の白紙化や漂流が避けられる可能性は出てきたといえるが、領土返還への具体的な道筋をつけられるかどうかは見通せない。

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