政界徒然草

院内感染は「気の緩み」が原因? 舛添氏投稿に批判 ツイッターから削除 

平成21年5月、国内で初の新型インフルエンザの感染が確認され、記者会見する舛添要一厚生労働相(当時)=東京・霞が関
平成21年5月、国内で初の新型インフルエンザの感染が確認され、記者会見する舛添要一厚生労働相(当時)=東京・霞が関

 元厚生労働相で前東京都知事の舛添要一氏のツイッターが再び炎上した。新型コロナウイルスをめぐり、病院内での院内感染が相次いでいることに対し「気の緩みを象徴する出来事だ」と投稿。これに批判が相次ぎ、ある医療従事者が「医療現場を全く理解していない」との反論記事をインターネット上に載せる事態に発展した。舛添氏は投稿を削除したが、後味の悪さを残した。

 舛添氏は9月30日、自身のツイッターに「順天堂大練馬病院で、医師、看護師、患者など40人が新型コロナウイルスに感染。都立広尾病院でも同様に16人が感染、うち患者一人は死亡。この期に及んで、病院で院内感染が拡大するというのは、信じがたいことである。コロナに対する気の緩みを象徴するような出来事だ」と書き込んだ。

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 新型コロナウイルスをどう封じ込めるかをめぐっては、日本のみならず各国、頭を抱えている。政府は感染の有無を調べるPCR検査や抗原検査の能力を拡充し続けており、感染者の早期発見、早期隔離に努めている。各保健所は感染ルートを追跡する「積極的疫学調査」を行い、厚生労働省は調査結果に基づきクラスター(感染者集団)分析も行っている。