阿比留瑠比の極言御免

学術会議民営化で自由に活動を

日本外国特派員協会で記者会見する、岡田正則・早大大学院法務研究科教授(右)=23日午後、東京都千代田区
日本外国特派員協会で記者会見する、岡田正則・早大大学院法務研究科教授(右)=23日午後、東京都千代田区

 ドイツの社会学者、マックス・ウェーバーといえば、政治家が、著書『職業としての政治』を引いてその心構えを語る場面が目立つ。だが、彼には『職業としての学問』という著書もあり、学者らが教室で、政治的集会で語るような党派的な言葉を使うことを強く戒めてもいる。

 「もし教師たるものがこうした事情、つまり学生たちが定められた課程を修了するためにはかれの講義に出席しなければならないことや、また教室には批判者の目をもってかれにたいするなんぴともいないことなどを利用して、(中略)自分の政治的見解をかれらに押し付けようとしたならば、それは教師として無責任きわまることだ」

 長々と引用したのは、26日のBSフジプライムニュースで、政府機関、日本学術会議の新会員の選に漏れた岡田正則・早大大学院法務研究科教授が述べた言葉から、岡田氏はどんな講義をしてきたのだろうかと想像したからである。