防衛最前線

弾道ミサイル対応 「SPY6」vs「SPY7」 性能、信頼性、経費…優れているのは

岸信夫防衛相(左から3人目)に提言書を手渡す自民党国防議員連盟の衛藤征士郎会長(その右)ら=10月30日午前、国会内
岸信夫防衛相(左から3人目)に提言書を手渡す自民党国防議員連盟の衛藤征士郎会長(その右)ら=10月30日午前、国会内

 弾道ミサイルに対応する地上配備型迎撃システム「イージス・アショア(地上イージス)」の代替策をめぐる議論が熱を帯びている。政府は地上イージスで導入予定だった米ロッキード・マーチン社製のレーダー「SPY7」を新造するイージス艦に搭載する方針だが、自民党内には米レイセオン社の「SPY6」を導入すべきとの意見が根強い。

 政府は平成29年12月に地上イージスの導入を閣議決定し、30年2月から地上イージス用のレーダー選定手続きを開始した。検討過程ではSPY6とSPY7を比較し、30年7月にSPY7(契約額350億円)の選定を決定した。

 防衛省幹部は「正式な手続きを経てSPY7になった。ひっくり返るような事実が出てこない限り、レーダーはSPY7だ」と断言する。

 検討過程ではどのような比較が行われたのか。