防衛最前線

オスプレイ、陸自で初飛行 離島防衛に即応 佐賀配備は待ったなし

陸上自衛隊木更津駐屯地で試験飛行する輸送機オスプレイ=6日午前、千葉県木更津市(酒巻俊介撮影)
陸上自衛隊木更津駐屯地で試験飛行する輸送機オスプレイ=6日午前、千葉県木更津市(酒巻俊介撮影)

 「バッ、バッ、バッ、バッ」

 6日午前10時半。陸上自衛隊輸送航空隊に初めて配備された輸送機オスプレイのエンジン音が木更津駐屯地(千葉県木更津市)に鳴り響いた。この日は、陸自隊員の手によってオスプレイが飛行する初めての日で、その模様は報道陣に公開された。

 エンジン始動後、オスプレイはゆっくりと駐屯地内の誘導路を通って滑走路まで移動。報道陣の視線が注がれる中、おもむろに宙に浮いた。

 オスプレイは高さ7~17メートルの間を約10分にわたってホバリングし、油圧、油温、振動、計器の作動に異常がないかを確認したほか、前後に数十メートル移動し、その操作性も確かめた。

 初飛行後、報道陣の取材に応じた輸送航空隊長の不破悟1等陸佐は「異常はなかった。振動が少なく、いい機体だ」と話し、手応えを感じていた。