「内政の菅」を印象づけ 外交・安保が今後の焦点

臨時国会が閉会し会見で記者団の質問に答える菅義偉首相=4日午後、首相官邸(春名中撮影)
臨時国会が閉会し会見で記者団の質問に答える菅義偉首相=4日午後、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉首相は4日の記者会見で国民に身近な分野で挙げた成果を説明し、自信に満ちた表情を浮かべた。新型コロナウイルス対策でも飲食店の営業時間短縮に対する協力金への予算増額などを打ち出し、「内政の菅」を改めて印象付けた。

 「菅内閣において重要なのは変化に対応するスピードと国民目線の改革だ」

 首相はこう述べ、携帯電話利用料の値下げや不妊治療の助成拡充など政権発足後3カ月足らずで挙げた成果を誇った。報道各社による世論調査の内閣支持率が50~60%台の高水準を維持している。

 新型コロナ対策では社会・経済活動との両立に腐心する。観光支援策「Go To トラベル」の見直しも微修正を重ねながら「両立」の一線を譲らなかった。一定の批判は織り込み済みだったが、支持率の大幅下落にはつながらなかった。