政界徒然草

内閣支持率急落も浮かばぬ野党第一党 コロナ禍で攻めきれぬ立民 遠い「政権」

衆院予算委員会で質問する立憲民主党の枝野幸男代表(左)。右は菅義偉首相=11月25日午前、衆院第1委員室(春名中撮影)
衆院予算委員会で質問する立憲民主党の枝野幸男代表(左)。右は菅義偉首相=11月25日午前、衆院第1委員室(春名中撮影)

 野党第一党である立憲民主党の支持率が相変わらず振るわない。共同通信社が5、6両日に実施した全国電話世論調査では、菅義偉(すが・よしひで)内閣の支持率が急落したにも関わらず7・2%と前回調査より1・2ポイント減らした。衆院議員の任期満了が来年10月に迫り、次期衆院選が近づいているが、立民は「政権交代の選択肢」として存在感を高められるのか。

 「年が明ければ、いや応なく総選挙のある年になる。早ければ2月もあり得るという緊張感を持って年末年始を過ごしていただきたい」

 臨時国会が事実上の閉幕を迎えた4日夕。立民の枝野幸男代表は両院議員総会でこう述べ、党所属議員にはっぱをかけた。

 さらに「選挙で結果を出していかないと、いくら国会で正論を訴え続けても、今の政治状況を動かすことにはならない」と続けた。先の臨時国会は菅首相就任後初めての本格論戦の場となったが、立民は首相を攻めきれなかった。感染が広がる新型コロナウイルス禍にあっては政権批判を強めてばかりはいられなかったからだ。臨時国会は“不完全燃焼”に終わったという思いがある。