耳目の門

米政権と日本、「バイデン外交」への身構え 特別記者・石井聡

 米次期大統領就任を確実にしたバイデン前副大統領は、この状況を受け入れる日本人の目にどう映っているだろう。いや応なくトランプ大統領との対比で受け止めてしまうが、まず「迫力には欠けるが常識的」というイメージが浮かぶ。保護犬のメジャーをホワイトハウスに連れていくという話題からは、やさしいおじいちゃんを連想する。むろん、先月で78歳を迎えた高齢を案じる向きは少なくないはずだ。

 大統領のキャラクターに劣らず気になるのは、来年以降、米国が世界の中でどんなプレーヤーを演じるかである。なかんずく外交・安全保障に変化があるのかどうかは、日本としても目を離せない。