防衛最前線

CH47輸送ヘリ 南西防衛を「量」で支援 オスプレイに勝る搭乗員数

陸上自衛隊の輸送ヘリCH47(陸自HPより)
陸上自衛隊の輸送ヘリCH47(陸自HPより)

 15日、群馬県榛東(しんとう)村の陸上自衛隊相馬原駐屯地で、陸自と米海兵隊による実動訓練「フォレスト・ライト」の様子が報道陣に公開された。占拠された島の一部を奪還するという想定で、米海兵隊の輸送機MV22オスプレイと陸自のCH47輸送ヘリが砂ぼこりを巻き上げながら、プロペラ音をとどろかせていた。

 15日の訓練では、米海兵隊オスプレイに陸自隊員が、CH47に海兵隊員がそれぞれ乗り込み、空中機動作戦(ヘリボーン)の手順を確認した。

 山の中の開けた場所を島と見立て、まずはCH47が到着。続けてすぐにオスプレイが同じ地点にたどり着き、両部隊が素早く展開していった。