阿比留瑠比の極言御免

「映え」に徹する小池都知事

1都3県テレビ会議後に、記者会見に臨む、小池百合子都知事=4日午後、東京都新宿区の都庁(松本健吾撮影)
1都3県テレビ会議後に、記者会見に臨む、小池百合子都知事=4日午後、東京都新宿区の都庁(松本健吾撮影)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の再発令が決まった7日の朝も、都心へと向かう通勤電車は満員だった。小池百合子東京都知事が主導・演出した首都圏1都3県の知事の要請に押し切られたような宣言に、実効性はあるだろうかと電車に揺られつつ改めて考えさせられた。

 果たして、大きな経済的損失や社会ストレス増と閉塞(へいそく)感に見合う対価は得られるのか-。ともあれ、この日もテレビのワイドショーなどで、主役然として一挙手一投足が取り上げられていた小池氏のことである。

 第1次安倍晋三内閣当時の平成19年7月、女性初の防衛相に抜擢(ばってき)された小池氏は就任後、早速マスコミをにぎわす騒動を起こす。当時の守屋武昌事務次官に対し、手続きを踏まずにいきなり退官を申しつけ、これに抵抗する守屋氏とのバトルが勃発したのだった。