政界徒然草

与野党、衆院選にらみ支持率に一喜一憂 過去の教訓は“内輪もめ”

衆参両院の予算委員会では野党が政府への追及を強めた。写真は参院予算委=28日午後、参院第1委員会室(春名中撮影)
衆参両院の予算委員会では野党が政府への追及を強めた。写真は参院予算委=28日午後、参院第1委員会室(春名中撮影)

 立憲民主党や共産党などが支持率低迷に直面する菅義偉内閣を酷評している。新型コロナウイルス対策や政治とカネの問題をめぐる政権の“失点”を印象付ける狙いも透ける。とはいえ野党も、お世辞にも支持率は高いとはいえず、秋までに行われる衆院選に向けて足場を固められるかが問われている。

 「時事通信社の内閣支持率の変動で支持と不支持が逆転することは意外とない。『この内閣で新型コロナの問題は克服できないのではないか』という国民の意思の表れではないか」

 立民の安住淳国対委員長は15日、同社が8日から11日に実施した世論調査で、菅内閣の支持率が34・2%、不支持率が39・7%となったことについて、こう述べた。同社が世論調査の手法として一般的な電話ではなく、対面式で回答を得ていることにも敬意を表してみせた。

 共産党も16日付の機関紙「しんぶん赤旗」の2面で同社の世論調査結果を紹介。「菅内閣発足後、不支持が支持を上回ったのは初めて。NHKや(TBS系の)JNNなどの調査でも菅内閣への支持・不支持の逆転が続いており、世論の傾向を反映しています」と論評した。