政界徒然草

「枝野代表を首相にする」 共産・志位氏が激白 立民の思いは複雑

記者会見に臨む共産党の志位和夫委員長=1月14日午後、国会内(春名中撮影)
記者会見に臨む共産党の志位和夫委員長=1月14日午後、国会内(春名中撮影)

 共産党の志位和夫委員長が2月19日発行の週刊誌「週刊金曜日」のインタビュー記事の中で、立憲民主党の枝野幸男代表を首相にするために協力すると明言したことが、永田町でちょっとした話題を呼んだ。なりふり構わず立民にすり寄る共産だが、もともと左派色が強い立民としては、共産が持つ票は欲しくても、「左」の色合いがこれ以上強まるのは避けたいという思いもある。共産の「ラブコール」に対し、心境は複雑なようだ。

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 「共産が抱きついてくるのは個人的には嫌だが、立民内にはまんざらでもない人もいるし、選挙区事情も関係してくるし、党内で温度差はありますね」

 ある立民関係者は共産の立民に対する姿勢について、こう語った。

 インタビューで志位氏は対立民について「『連携して政権交代を実現する』という合意は、あるのですよ。ただ、『政権交代でつくる新しい政権で共産党と協力する』という『政権協力』については合意に至っていない」と説明。

 合意をめぐる協議について「そろそろ山場」とした上で「4月25日の衆参補選で闘ううえでも、『政権協力』の合意があるとないとではたたかいの様相が違ってきます」「『政権協力』ということは簡単に言えば『枝野代表を総理大臣にする』という話じゃないですか。それに協力していこうということなのです」と強調した。