政界徒然草

立民幹部に挑む自民の落下傘 森下千里氏 「第2の三原じゅん子氏」に 衆院宮城5区

記者会見で次期衆院選への立候補を表明する森下千里氏=14日、宮城県石巻市(塔野岡剛撮影)
記者会見で次期衆院選への立候補を表明する森下千里氏=14日、宮城県石巻市(塔野岡剛撮影)

 自民党宮城県連は、次期衆院選に向け、立憲民主党の安住淳国対委員長=衆院宮城5区=の対抗馬に、元タレントの森下千里氏(39)の擁立を決めた。安住氏が連続8選を重ねる同区は、自民党内で「誰が出ても勝てない選挙区の一つ」とされ、一定の知名度があるとはいえ、政治経験のない落下傘候補が挑むには相当に高い壁だ。

 「(被災者の)心のケアが問題。(心の問題は)一人一人治る進度も違う。一人一人に対応したぬくもりを届けることが重要だ」

 14日、同県石巻市で記者会見に臨んだ森下氏は次期衆院選に出馬する意向を正式に表明し、東日本大震災の被災地復興に向けた思いを語った。平成23年の発災以来、被災地に度々足を運んで炊き出しや物資の支援などをしてきたといい、心の傷が癒えない被災者が多いと感じたという。

 名古屋市出身の森下氏は名古屋学院大を中退。レースクイーンやグラビアアイドルとして人気を博し、バラエティー番組でも活躍したが、一昨年末に所属していた芸能事務所との契約解約を発表した。現在は企業の広報動画制作などを手掛けている。