南シナ海で「対中包囲網」 日・インドネシア防衛装備品協定

菅義偉首相(左)との会談に臨むインドネシア・プラボウォ国防相(右)、同・ルトノ外相(右手前から2人目)=30日、首相官邸(春名中撮影)
菅義偉首相(左)との会談に臨むインドネシア・プラボウォ国防相(右)、同・ルトノ外相(右手前から2人目)=30日、首相官邸(春名中撮影)

 政府は30日に署名した「防衛装備品・技術移転協定」をてこに、インドネシアとの防衛協力を強化する狙いだ。東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々は南シナ海で中国の覇権的な海洋進出に直面している。日本はベトナムとも同協定に実質合意しており、装備品移転を通じて「対中包囲網」の形成を急ぐ。

 「今後、具体的な装備移転の実現に向けて協議を加速していく」

 岸信夫防衛相は署名式後の記者発表で強調した。インドネシア海軍主催の多国間共同訓練にも海上自衛隊が積極参加する方針だ。