韓国議員団上陸の竹島、同時に海洋調査船が領海侵犯

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26日、島根県の竹島(韓国名・独島)に上陸し、写真に納まる韓国の与野党の国会議員団(聯合=共同)

26日、島根県の竹島(韓国名・独島)に上陸し、写真に納まる韓国の与野党の国会議員団(聯合=共同)

 韓国が不法占拠する竹島(島根県隠岐の島町)周辺の日本領海内に韓国の海洋調査船が数日間、侵入を続けていることが26日、分かった。日本政府は外交ルートで抗議したが領海から出ず、同日午前に韓国の国会議員団が竹島を上陸した前後にも侵犯を続けた。海洋調査を行った疑いもある。艦船を常時往来させ、実効支配を強調する狙いもあるとみられ、日本政府は情勢を注視している。

 領海に侵入したのは韓国国立水産科学院所属の海洋調査船「TAMGU(タムグ)21」とみられ、外務省や、インターネット上に公開されている船舶自動識別装置(AIS)の記録によると遅くとも24日以降、島に接近し、領海で停船したり周回したりしている。