訪日中国人「神薬」爆買いの裏側

衝撃事件の核心
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大阪・ミナミの商店街には多くのドラッグストアが並び、医薬品などを大量購入した訪日外国人客の姿もみられた=大阪市中央区

大阪・ミナミの商店街には多くのドラッグストアが並び、医薬品などを大量購入した訪日外国人客の姿もみられた=大阪市中央区

 中国で「神薬」と呼ばれるものもある、人気が高い日本の医薬品。街中には、ドラッグストアで医薬品を「爆買い」するアジア系の訪日外国人(インバウンド)の姿があふれている。そんな中、大阪府警が5月、訪日中国人を狙って医薬品を密売するために、無許可で医薬品を保管したとして、中国人らの密売グループを摘発した。中国人向け無料通話アプリで客を募って販売し、押収品は計約14万点にも上った。府警は12月にも、関係先として医薬品卸売会社の男を逮捕した。このグループと男との関係の解明はこれからだが、府警は、男が中国人グループなどに横流ししていたとみて、販売経路を調べている。

中国人密売グループ摘発

 5月、大阪府警生活環境課の捜査員が、大阪市内のビルの事務所など4カ所に捜索に入ると、棚の上に医薬品が並べられ、所狭しと段ボールが積み上げられていた。府警は、市販薬のほか、高血圧や糖尿病の治療薬など医師の処方箋が必要な医薬品も含め計約14万点を押収した。

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