ゲノム編集の未来・医療編

神恐れぬ所業か 生命倫理の配慮を

ゲノム編集めぐる動き
ゲノム編集めぐる動き

 人間の医療研究は「神の領域」まで足を踏み入れてしまったのか。“生命の設計図”を自由に書き換えられる「ゲノム編集」は、人類の未来をも変えうる革命的な技術だ。SFの世界が現実になろうとしている。この技術の実像は、天使か、それとも悪魔か-。

 「まさか、そんなことをするわけがない」。昨年11月下旬、各国の研究者が集う香港の国際会議場で、国立成育医療研究センター生殖医療研究部の阿久津英憲(あくつ・ひでのり)部長(50)は自身の耳を疑った。視線の先には、成果発表に臨む中国の研究者の姿があった。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください