衝撃事件の核心

カスタムカーがなぜ車検を通るのか

不正車検贈収賄事件の構図
不正車検贈収賄事件の構図

 市販車に新たな装置や部品をつけ、車高を下げるなど改造を施した「カスタムカー」。根強い人気があり、各地で開かれる展示会はマニアでにぎわう。だが、改造車を車検に通すことは難しく、実際には検査をしないまま、通したとして虚偽の「適合証」を交付する「ペーパー車検」が後を絶たない。大阪府警が昨年から摘発してきた国指定の民間車検場には、普通では通らないような改造車の車検依頼が集中していたという。

展示会に潜入捜査、不正改造車を追跡

 昨年2月、大阪府内で行われたレース用の改造車の展示会。明らかに車高が低くかったり、車幅が広かったりする改造車に、府警の捜査員がひそかに視線を向けていた。これらの車は保安基準に適合しないまま車検を通過した疑いがあり、府警は捜査に着手していた。

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