大阪の刑事弁護の砦「大パブ」が15年の歴史に幕

 刑事事件中心の都市型公設事務所として平成16年に全国で初めて設立された「大阪パブリック法律事務所」(大阪市北区)が今月末で閉鎖し、15年の活動に幕を下ろす。大阪で刑事弁護の拠点機能や即戦力の弁護士養成などを目指して設立されたが、所期の目的を達成し、役割を全うしたためだ。刑事司法の変革期に大阪の刑事弁護を下支えした砦(とりで)。「熱心弁護」の精神は後進へと引き継がれる。

「大パブ」の15年を振り返るシンポジウム。OB・OGらによる座談会も行われた=大阪市北区の大阪弁護士会館
「大パブ」の15年を振り返るシンポジウム。OB・OGらによる座談会も行われた=大阪市北区の大阪弁護士会館

 「大阪における刑事弁護の水準を維持・発展させた」。4月27日、大阪市内で開かれた大阪弁護士会主催のシンポジウム。法曹関係者や市民ら約160人を前に、事務所所長の下村忠利(ただとし)弁護士は胸を張った。

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