本庶氏vs小野薬品。「共通の敵」の出現、局面打開なるか

講演会で小野薬品工業を批判する本庶佑氏=27日、大阪市北区
講演会で小野薬品工業を批判する本庶佑氏=27日、大阪市北区

 がんの免疫治療薬「オプジーボ」の特許の対価をめぐり、本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授=2018年ノーベル医学・生理学賞受賞=と、小野薬品工業の対立が泥沼化している。「もはや修復不可能」(関係者)とされるほど溝は深まるが、ここに来て新たな火種が出てきた。発信源は米国の連邦地裁。両者がもつオプジーボの特許に、米研究所の博士ら2人も共同発明者に加えるよう求める決定を下し、本庶氏と小野薬品は控訴する方針を固めた。“共通の敵”の出現に焦る両者。敵の敵は味方となり、対立の落とし所につながるだろうか。(安田奈緒美)

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