眠れぬ墓標

令和の課題(4)捜索 「悲劇二度と」島民が協力

現地での遺骨収集・調査に欠かせない存在となっているフランクリン・ムンドさん(左)とミホ・エヴァンジェリスタさん=6月17日、テニアン島(池田祥子撮影)
現地での遺骨収集・調査に欠かせない存在となっているフランクリン・ムンドさん(左)とミホ・エヴァンジェリスタさん=6月17日、テニアン島(池田祥子撮影)

 南国の日差しが照りつけるなか、流れる汗をぬぐうことなく一心に土を掘り進める。

 「骨だよ」。土と同化して見過ごしてしまいそうな小さな遺骨も見逃さない。6月に北マリアナ諸島テニアン島で行われた戦没者の遺骨調査・収集で、島民のフランクリン・ムンド(51)は次々と遺骨を発見した。

 「目がいいからね。土を見て、自然にできたものか流れてきたものかを見分ける。灰色、黒っぽい土にあることが多いんだ」。視力の良さだけではなく、現地をつぶさに知るものとしての自負をのぞかせる。

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