ICPO手配の効力どこまで ゴーン夫妻「移動の自由抑制」も

8日、レバノン・ベイルートで行われたゴーン被告の記者会見に姿を見せた妻のキャロル容疑者(AP)
8日、レバノン・ベイルートで行われたゴーン被告の記者会見に姿を見せた妻のキャロル容疑者(AP)

 日本の捜査当局が、レバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)に続き、偽証容疑で逮捕状が出ている妻のキャロル・ナハス容疑者(53)についても国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配を要請した。(加藤達也)

 日本が身柄の引き渡しを前提とした拘束を求める国際手配を要請する例は多くはなく、公判の成立が危ぶまれるなかで、異例の措置となっている。

 ICPOの国際手配は目的別に9種類あり、それぞれ台紙の色が異なる。ゴーン被告が受けたのは身柄引き渡しなどのための所在の特定や拘束を求める「レッドノーティス(赤手配)」。さらに、容疑者らの所在地などの情報提供を求める「青」のほか、身元不明死体に関する情報提供を求める「黒」や、国連安全保障理事会の制裁対象者の情報を求める「ICPO国連特別手配書」などがある。

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