ゴーン被告会見に即座に反論 法務・検察当局、異例の対応 佐藤優氏「反論、情報戦では失敗」

カルロス・ゴーン被告の逃亡について記者団の質問に答える森雅子法相=1月6日、法務省(春名中撮影)
カルロス・ゴーン被告の逃亡について記者団の質問に答える森雅子法相=1月6日、法務省(春名中撮影)

 保釈中にレバノンへ逃亡した後、記者会見や海外メディアの個別インタビューに応じ、日本の刑事司法制度を一方的に批判している日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反(特別背任)の罪などで起訴。この動きに対し、個別の事件について言及することのなかった日本の法務・検察当局が即座に反論するという異例の対応を続けている。背景にあるのが、ゴーン被告の主張に賛同する一部の海外メディアの論調だ。国際世論を意識したかつてない「情報戦」はどちらに軍配が上がるのか。

法相、声明直後に大臣執務室へ

 ゴーン被告が「私は今、レバノンにいる」との声明を出したニュースが駆けめぐった昨年12月31日朝、福島県いわき市内の自宅にいた森雅子法相は特急電車に飛び乗り、昼頃には法務省の大臣執務室に入った。

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