滋賀呼吸器外し事件

(中)本当に「事件」だったのか 

 「資料を読み込むうちに彼女の冤罪を確信した。誰もやらないなら自分が救うしかない」

 滋賀県東近江市の湖東記念病院で平成15年5月に入院中の男性患者=当時(72)=を殺害したとして元看護助手の西山美香さん(40)が逮捕され、殺人罪で懲役12年の判決が確定、服役した「呼吸器外し事件」。弁護団長を務める井戸謙一弁護士は、裁判のやり直しを求める2度目の再審請求(24年9月)から支援に携わった。

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 弁護団には一つの疑問があった。自白の信憑性もさることながら、男性患者の死は本当に「事件」だったのか、と。

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