滋賀呼吸器外し事件

(下)葬られた資料、続々と 証拠開示請求が後押し

 昨年11月。湖東記念病院(滋賀県東近江市)の元看護助手、西山美香さん(40)の再審公判をめぐる裁判所と検察との三者協議の終了後、弁護団長の井戸謙一弁護士が語気を強めた。

 「全ての証拠が検察に送られ、検討されていれば、彼女は有罪にはならなかったはずだ」

 真相へ迫るために欠かせない資料が、捜査段階で多数脱落していたことが判明したのだ。きっかけは弁護団が検察側に行った「証拠開示請求」だった。

 《チューブ内のたん詰まりが原因で死亡した可能性もある》

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