感染力、致死率、終息時期…新型肺炎とSARSどう違う

中国・武漢からの帰国者が運ばれる国立国際医療研究センターの敷地で、マスク姿で待機する人たち=30日午後0時20分、東京都新宿区
中国・武漢からの帰国者が運ばれる国立国際医療研究センターの敷地で、マスク姿で待機する人たち=30日午後0時20分、東京都新宿区

 世界的な感染の広がりをみせる新型コロナウイルスによる肺炎。発生地の中国本土の感染者は、2002~03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)を2カ月足らずで上回り、日本国内でも日を追うごとに感染者が増えている。「終息へのシミュレーションを描くのは難しい」。専門家も想定外の感染力の強さに驚きを隠さない。

 「SARSとの最大の違いは、無症状の人から感染しているということ」

 30日の厚生労働省の会見に同席した地域医療機能推進機構の尾身茂理事長は、新型肺炎対策の難しさについてこう吐露した。当時世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局長として、SARS対策の陣頭指揮を執った尾身氏だけでなく、感染症の専門家の間では「SARSに比べると、新型肺炎はやっかいなウイルス」というのが、共通認識になっている。

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