「麒麟がくる」で観光振興 光秀ゆかり福知山の明暗

大河ドラマ人気で入館者が激増している福知山城。放送初回の翌日、朝から多くの観光客が詰めかけた=京都府福知山市
大河ドラマ人気で入館者が激増している福知山城。放送初回の翌日、朝から多くの観光客が詰めかけた=京都府福知山市

 戦国武将・明智光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の放送が始まり、光秀ゆかりの地では観光振興に力を入れる。光秀が築いた福知山城のある京都府福知山市もその一つで、市や関係団体は福知山城でのイベントなどさまざまな施策を展開している。だが、そんな熱気とは裏腹に地元商店街は「福知山城だけが注目され、客が巡ってこない」と冷ややかな視線を送っている。(香西広豊)

19・3%の高視聴率

 「ほっとした。ドラマの内容も面白く、“謀反人(むほんにん)”というイメージではない、福知山の人々が抱いている光秀像が描かれていたと思う」

 光秀の生涯と功績を紹介する「福知山光秀ミュージアム」を運営する官民組織「福知山光秀プロジェクト推進協議会」の事務局長、中野裕行さん(55)は、大河ドラマの初回(1月19日)視聴率が19・3%(ビデオリサーチ調べ、関西地区)と好調なスタートを切ったことに胸をなでおろす。出演女優の不祥事で放送開始が2週間延期になった影響も心配されたが、払拭された形だ。

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