新学習指導要領 変わる小学校教育

(下)「主体的・対話的」実践で深い学び

国語の授業で児童は互いの意見を聞き合い、考えを深めていった=京都府南丹市立園部小学校
国語の授業で児童は互いの意見を聞き合い、考えを深めていった=京都府南丹市立園部小学校

 「なぜ作者はこの物語を現代、昔、現代の構成にしたのか。現代だけ、昔だけでもお話は成立するかな。班で話してみましょう」

 先生の呼びかけに、児童は机をさっと向かい合わせて4人の班をつくった。「昔だけでも悪くはない」「現代が話のつかみになっている」。意見を出し合う児童の声で、教室はあっという間ににぎやかになった。

 京都府南丹市立園部小学校の5年のクラスで2月に行われた国語の授業。少女が祖母の昔話を通し、大切な物に宿る神様について知る物語「わらぐつの中の神様」を題材に、担任の竹本恵教諭は結論に導くための問いを重ねる。「主人公は誰?」「最初の現代と後の現代で何が変わった?」。児童は話し合いを重ねた後、ノートに自分の考えをまとめた。

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