新型コロナで病床融通 中国地方5県「リスク負ってでも」

新型コロナウイルスの感染者について記者会見する岡山県の担当者=4月8日
新型コロナウイルスの感染者について記者会見する岡山県の担当者=4月8日

 新型コロナウイルスの感染拡大で医療機関の病床数確保が喫緊の課題となる中、中国地方5県は、病床を融通し合うことで合意した。ベッドを提供した後でその県の感染者が急増すれば、判断をめぐる批判が起きることも心配されるが、5県はそのリスクを負ってでも協力し合うべきだとの思いで一致したという。

リスク覚悟で助け合い

 「助けたわずか1週間後に、助けた方(自治体)がひどい状態になる可能性が十分にある。行政は責められるが、それを承知で助け合わなくてはならない」

 4月7日の岡山県の定例記者会見。伊原木隆太知事は、5県知事で同意した、新型コロナウイルス感染者の重症者の相互受け入れのリスクについて、こう述べた。

 中国地方5県の知事は3月27日午前、緊急のテレビ会議を開き「中国地方知事会」として新型コロナウイルスの対策本部を設置、医療面での広域連携を申し合わせた。重症者の増加で単県での対応が困難になった場合に、PCR検査、職員の派遣、重症患者向けの人工呼吸器や病床の提供などで連携する態勢を進める。

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