昭和天皇の87年

皇太子のもう一つの使命 「邦人のみならず外国人も感激」

画=筑紫直弘
画=筑紫直弘

第224回 名代と外遊(2)

 昭和28年の皇太子(上皇さま)外遊には、3つの目的があったとされる。第一は英女王の戴冠式に昭和天皇の名代として出席されること、第二は日本の国際社会復帰の先導役を担われること、第三は皇太子自身の見聞を広められることだ。

 だが、これらの目的に加え、皇太子はもう一つの使命感を抱かれていた。訪問する各国の日系移民や在住邦人とふれあい、励まされることである。

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