コロナ 知は語る

 慶応大教授・細谷雄一氏 民主国家結束 日本が主導を

細谷雄一氏
細谷雄一氏

 ■韓国と5Gで連合 国際秩序支え

 新型コロナウイルス禍が変化をもたらす世界で、日本はどのような針路をとるべきか。国際政治学者の細谷雄一慶応大教授は、米国、中国ともに世界を主導するのが困難になると見据え、日本は国家間競争を生き残るために民主主義諸国の結束を促す役割を担うべきだとの見解を示す。

サイバー空間重視

 --新型コロナ禍で世界はどう変わる

 「2点ある。1つは生活様式の変化だ。従来は人や物が動く物理的移動の時代で、陸運や海運、空輸がグローバル化を支えてきた。だが、感染拡大を防ぐための社会的な隔離により、遠隔地を結ぶオンライン会議などのテレコミュニケーションが拡大し、サイバー空間が重要となっている。もう1つは、その変化の加速だ。従来なら数十年かけて起こるような変化が一気に進行している。これに適合できる人や国家がコロナ後の世界で主導権を握る」

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