コロナ対策で存在感 吉村知事肝煎り「戦略部」の実力

 大阪府が4月に創設した「スマートシティ戦略部」が新型コロナウイルス対策で存在感を示している。日本IBM役員から転身した坪田知巳(ともおき)部長(59)が司令塔を務め、ICT(情報通信技術)を駆使した政策を次々と実現。吉村洋文知事肝煎りの「戦略部」とは、どのような組織なのか。(井上浩平)

矢継ぎ早に発案

 大阪の観光名所、通天閣(大阪市浪速区)。事業者への休業要請が全面解除された直後の6月上旬、マスク姿の観光客らがスマートフォンで施設入り口に掲示されたQRコードを撮影し、入場していった。

 府が運用する「コロナ追跡システム」で、事業者は登録後にQRコードを取得し、施設に掲示する。利用者はQRコードをスマホで読み取り、メールアドレスを府に登録するだけだ。

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