コロナ 新たな日常

夫婦在宅「幸せの形」再考

家事や育児工程表/具体的に話し合い

 東京都荒川区に住むウェブマーケティングコンサルタントの男性(37)は4月、妻(35)からエクセルシートで作った家事や育児の「工程表」を突きつけられた。

 「カーテンを開ける」から始まる1日。「皿を洗う」「子供に靴下をはかせる」「献立を考える」。縦軸には200以上の行動が並び、横軸は〈いつ〉〈根拠〉〈頻度〉〈担当者〉など7項目が記されている。

 発端は新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅勤務。在宅時間が増え、趣味のドローンを家で飛ばすなどした結果、「“地雷”を踏んだ」(男性)のだ。

 幼い長男と長女を風呂に入れる、歯磨きをさせる…。男性なりに家事をこなしている自負があったが、妻は「何も分かっていない」と反論した。そこで、夫婦が決めたのは家事の「言語化」だった。それぞれの日課を書き出し、ぶつけ合う。男性は妻との家事への認識の差を理解し、妻の不満や気持ちを察した。

 今は工程表を冷蔵庫に張ってチェックし、過去の生活習慣も見直そうとしている。男性は「夫婦はもっと見える形で具体的に話し合った方がいい」と考えるようになったという。

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