解読

「拉致問題」解決の糸口探る 米朝に変化、好機を逃すな 社会部長・中村将

 北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=の父、滋さん=享年87=が6月に他界した。連れ去られた愛娘(まなむすめ)との再会は果たせなかった。拉致問題の解決は安倍晋三政権の「最優先かつ最重要課題」。だが、事態は動かない。高齢化する家族。時間は限られている。膠着(こうちゃく)状態を打開し、北朝鮮との交渉にこぎつけるための糸口を探る。

 「その手でめぐみさんを抱きしめることができる日が来るようにという思いで今日まで全力を尽くしてきたが、そのことを首相としてもいまだに実現できなかったこと、断腸の思いであるし、本当に申し訳ない思いでいっぱいだ」

 滋さんが亡くなった6月5日、安倍首相は記者団にそう語った。だが、北朝鮮側が対話の扉を閉ざしている状況に変わりはない。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください