韓国教授が竹島絵本の画像改竄「アシカは日本に殺された」

「アシカは日本により殺されました!」と文言が改変された画像(フェイスブックから)
「アシカは日本により殺されました!」と文言が改変された画像(フェイスブックから)

 かつて日本人が竹島(島根県隠岐の島町)で行っていたニホンアシカ猟を描いた絵本の絵を無断で引用し、「アシカは日本により殺されました」と中傷する文言に改竄(かいざん)した韓国の大学教授の会員制交流サイト(SNS)の投稿が、物議を醸している。教授は「島根県の広告をただすためパロディー広告を制作した」などと強弁しているが、ネット上では「日本を侮辱している」「一線を越えた」などと強い批判が寄せられている。

説明文も書き換え

 島根県によると、無断で引用されたのは、県竹島資料室で開催した子供向けの夏季企画展を宣伝するため、8月7~31日にフェイスブックとインスタグラムに掲載したWEB広告の画像。隠岐の住民から「メチ」と呼ばれていた竹島でのニホンアシカ猟を描いた絵本「メチのいた島」(山陰中央新報社発行)の作中の一場面を使用した。

 もともとの画像には「竹島資料室 夏季企画展開催中!」とタイトルが記されているが、これを韓国の誠信女子大の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が「独島のアシカは日本により殺されました!」と日本語で改竄した。