孤高の国母

(18)色白が美人の条件!? 節子姫は健康一点で“落札”

九条節子姫
九条節子姫

 「昔時と違ひ臣下より皇后宮と奉仰候処は今日の時勢には何分如何(いかが)と心配の事なり。(中略)色々と痛心すれども是れ迄(まで)十二分心配の上なれば致方なし。嗚呼々々」

 明治32年4月8日、皇太子妃選考をめぐり、伏見宮禎子(さちこ)女王にかわって節子姫が有力候補に浮上したことを知らされた内親王養育主任の佐佐木高行が、その日の日記につづった胸の内である。

 佐佐木が懸念したのは、節子姫が皇族ではなく、天皇家からみれば臣下の華族出身であることだった。

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